EVO壇上凄いと思われるまでになった - 知識のアウトプットの泉

2018/08/10

↑

EVOの壇上すげえって話があったので

僕はいわゆる格ゲーの動画勢という奴だ

VISIONというゲーセンがなくなる少し前くらいからなのでもうかれこれ10年近くになる

僕自身格ゲーをやらなくはないが勝率3割程度なので見ている方が楽しい

10年前では少し規模が大きくなっていたけど、かの背水の逆転劇が2004年で、あの会場の狭さで如何に小さい所からのスタートだったかってのがよく分かると思う

その10年前当時はFPSのカウンターストライクやRTSのスタークラフトが賞金総額数千万円の大会を開くような中で、格ゲーはせいぜい数百万程度でまだまだだった

2011年にウメハラがプロゲーマーとなった事は衝撃的だったけどウメハラ以外はまだ厳しい状況だった

その後に皮切りにマゴときどなど数人がプロ化してたけど、スポンサードはコントローラーやヘッドセットなどの周辺機器だけ

スポンサー契約が続かないこともあった

大会もまだまだ規模が小さくて優勝賞金が渡航費より安いなんてこともザラ

ニコニコ動画もまだ有料チャンネルは無くてyoutubeも出始めだったりで当然投げ銭機能も無くてプロといえどとてもそれだけで生活出来る状況じゃなかった

それでも大会を主催したり配信したり時には畑違いの分野にも手を出したり顔を広げたりプレイヤーの人達はコミュニティを盛り上げようと頑張った

メーカーも大会を開いたり賞金を増やしたり、非公認大会でも応援のメッセージをくれたり、盛り上げようと頑張ってくれた

そういう事があってようやくあんなに立派な会場に辿り着いた

あの壇上が凄いのは勿論知っているが、他の人にその価値は分からない伝わらない事が多かった

それが他のゲームのプレイヤーが見て凄いと思ってくれるまでになった

まだまだ道半ばであるがこれまでの苦難と頑張りが報われたようだ